化物語 第8話「するがモンキー 其ノ參」

選挙速報のL時テロップがジャマすぎて泣けます。他の番組ならいざ知らず、本作の一度しかないOPをどうしてくれましょう。くわえて今回はするがモンキー編の最終話だというのに。思うに、TVやレコーダーはテロップカット機能を用意すべきですよ。ズームやらサイドカットやらがあるんですから、原理的には可能ではないでしょうか。にしても、このOP。明るい曲調で最後に駿河がひたぎにばっさりなのが怖いというかシュールというか。さすがに化物語、一筋縄ではいきません。


本筋の方も衝撃的な展開。「猿の手」ならぬ「悪魔の手」であった意味。実は駿河の無意識の願いをきちんとかなえていたというのは残酷な宣告ですね。そこから「願いを打ち砕くことで駿河を開放できる」→「暦が駿河に殺されなければ良い」という論理展開にもうならされました。


そして、今回もまたカッコ良すぎなひたぎなのでした。


「私抜きで楽しそうね、阿良々木君」


この状況に堂々と入ってこられるその自信。


「そう、私はそれほど好きじゃない」


率直で、同時に後輩に対する情愛に満ちてもいる表情と行動。


アニメも色々見てきましたが、ひたぎはかなり新鮮なヒロイン像のような気がします。あこがれますね。怖いので近づきたくは無いですけど。


ラスト、結局駿河の手が戻らないってのは残念というか、これから生活どうするんだと思いますが、本人が明るいから良いか。次回以降、3人が平和にそろったシーンも期待してます。