Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第13話「偽装」

まさに口からでまかせ。キャルをかばって、彼女に暗殺者の素質があると申し立てる玲二。このふてぶてしさはファントムの才能ですかね。アイザックが疑いまくるのも無理はないですが、それを承知で悠然と構えるマグワイアがさすがの貫禄と言うべきか。とはいえ、問題は先送りされただけで、結局窮地にあることは変わらないのでした。


キャルを引き渡して自白剤を用いることを承認すれば、あるいは問題なかったのかもしれません。彼女が何も知らないことは明白ですしね。でも、そんな目にあわせたく無いという、玲二の優しい面が伝わってきます。


しかし、こうして振り返ってみると、今回は展開的には動きが少なかったですね。他の組織とかも出てきませんでしたし。にもかかわらず、集中して見られたのは、やっぱり基本的な作りがしっかりしているということなんだろうなと思います。あとはもちろん、キャルが可愛いということもありますが。ハンバーガーをたくさん注文してかぶりつき、なおかつ、食べ切れなかった分まできっちりと確保しているあたりが良いです。アイザック達の乱入を聞いて、逃げる準備をしだすのも、頭の良さと行動力を示すシーンだったのではないかと。