Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第10話「終幕」

「悲劇的な中にも余韻の残る良いラストでした。二人とも死んでしまったのは悲しいですが、多くの人を殺してきた彼と彼女には、それしか道が無かったのかもしれませんね。せめて海の底の国で幸せになってほしいです。」


……とか書きたくなってしまうくらいの、見事な最終回ぶりでした。夜の倉庫で息詰まる攻防。サイスを追い詰める玲二。そして……。


アインの行動は、おそらく、サイスに対する忠誠と、玲二に望んでの人殺しをしてほしくないという気持ちの混ざったものなのでしょう。ゆがんでいるようでもあり、美しくもあり。まさに彼女の特質がそのまま表現されたシーンであったように思われますよ。さよならアイン……。



ところで、キャルの出番って結構遅いのですね。もうちょい序盤なイメージをもってました。次回はクロウディアにスポットが当たるようですし、まだ出番は先かなあ(1話の顔見せはおいといて)。