東のエデン 第3話「レイトショーの夜に」

「腐りきった」なんていうほどこの国は腐ってないと思うんですけどね。こういう言葉は、多くの人の日々の努力を十把ひとからげに否定するようで、どうかと思うのですよ。もっとも、これは堕落刑事さんのセリフであって、決して神山監督のコメントではありませんけどね。


さて、それはともかく100億円です。100億円で国を救うというのは、確かに厳しい話ではあります。効果の有無について議論がある定額給付金が2兆円ですからねえ。100億ではプロ野球の運営も出来ませんよ。朗はシネコン付きショッピングモールを買い取ったみたいですが、それだけで100億くらいすっ飛んじゃうんじゃないかと思ってしまいます(でも80億残ってたってことは、20億弱で買えたんでしょうか? 安い気がしますが……)。


12人のセレソンによるゲーム。デスノートやギアス能力ではなく、お金で世界を変えようというのが現実的といえば現実的かも。ただ、ミサイルも人殺しもOKというのは、さすがにお金だけではどうにもならない権力があるようにも見えますが……。果たしてゲームの主催者と、その目的はなんなのか。


にしても、残高0円で殺されるのなら、100万円くらい残したところで使うのを止めれば良い気もしなくも無いです。それとも、やはり制限時間とか、「生き残れるのは一人だけ」とかあるのですかね?