宇宙をかける少女 第16話「わだかまる宇宙」

なんだかんだで16話。今回は大きな進展はなかったものの、生徒会のメンバーがようやく目立ち始めたり、ネルヴァルが人間形で現れたりと、舞台を整えるような回でした。ネルヴァル、さすがになかなか偉そう。そんな彼に毒づくナミは、度胸があるんだか無いんだか良く分かりません。手に入れた力で一時的に躁状態なんですかね。……ともあれ、思想の強制は最後の手段とし、自発的な意志でネルヴァリストへの参加を待とうというネルヴァルなのでした。しかし、彼の望む世界は、まだ見えてきませんね。最後の手段でも洗脳してちゃダメだろうとも思いますが。


一方秋葉達はいきなり木星圏。もうちょっと技術の発達したSFだと、木星なんてちょいと行ってちょいと帰るくらいのものですが、今作の世界では無理でした。片道5年。う〜ん、やっぱり宇宙の現実は厳しいなあ。人類が太陽系を出られる日は来ないんでしょうか。


3人はストレスもあってぶつかりあってますが、そこまで深刻な事態にはなっていない、と思いたいですね。まあ、いざとなったらウルが仲裁してくれるでしょうし。でもって、レオパルドのコロニーも見つかりました。でも、自動避難装置があるなら、何も焦って地球に落ちなくても良かったんじゃない?


いつきの前では必死に否定して見せたほのかですが、実はアレイダが神楽に違いないと確信していました。さらに、レオパルドも彼女に裏切られたことが傷心の様子。こ描かれるとなると、別人説は弱いですかねえ。神楽の真意が気になるところです。