咲-saki- 第2話「勝負」

麻雀という、運の要素の大きいゲームを描く作品は、キャラクターの強さを表現するのがなかなかに難しいんじゃないかと思います。アカギなんかは、アカギの胆力・精神力の常人離れしたところを見せて説得力を持たせていましたが、今作だと、まだその辺は不明瞭ですね。咲の運が反則的に良いだけではリアリティがありません。もっとも、この作品にそんなリアリティを求めるのもおかしいのかもしれませんけど……。咲の幻想とはいえ、和に翼が生えたのには笑いましたよ。


咲の家族麻雀はずいぶんと辛いものだったよう。その割にお父さんいい人そうだと思いましたが、問題は出ていったらしい母親の方なんでしょうか。あんな立派な自動麻雀卓を一般家庭で持っているとは、実は母がプロとかありそうな設定ではありますよね。雑誌も意味深ですし。