Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第2話「訓練」

第2話も良い感じでしたね。序盤、アインがツヴァイに対して状況説明をするところは、前回の説明とちょっとかぶるので冗長な感はありましたが、ツヴァイにとっては全く聞いていない話である以上、必要な場面ではあるでしょう。そこから先は、訓練と順応という地味な場面ながらも、緊張感があってあきさせませんでした。


何も考えないよう、ひたすら訓練に打ち込む(打ち込まされる)ツヴァイに対し、「道は一つでも自由はある」と告げるクロウディア。この辺は、彼女自身に言い聞かせている言葉でもあるのでしょう。ただ、そんな思いにもアインはせんない対応で。果たしてどちらの言葉が正しいといえるのか。


アインはそっけない様子なんですが、冷酷というわけではなく、さりとて弱さを押し殺しているというのとも違い、残酷な状況を強い精神力で生き抜いているのだろうなあ、と思わせる描写でありました。


積まれた新アニメを脇にほっぽりだして、今回も夢中の25分間でありましたよ。