空の境界 第2章 殺人考察(前)
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: DVD
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今回描かれるのはは幹也と式の出会いの頃。第1章に続く劇場クオリティを存分に楽しめました。ちょっと暗く不気味ながらも、どこか美しい奈須ワールドを見事に表現。素直に感嘆するばかりです。
ただまあ、1章と違って派手なアクションシーンがなく、代わりにグロテスクに、血の流れる場面が多い。何より、「式が殺人鬼なのか」という疑いが濃くなっていく展開ですから、気分的には見終わってからもどこか重苦しさが残りますね。
正直、結局どういう話なのか、良く分かってなかったりもします。結局犯人は式だったのか、やっぱり違うのか。ラストで見舞いを受けている彼女は式なのか織なのか。もうさっぱり。これではとても「原作読んだ」などと言えたものではないですね。適当に忘れているのを生かして、今後の展開も楽しみにしていきます。