今年のアニメやゲームを振りかえる
今年も色々ありました。まずはアニメ。見た中で印象に残ったものを。
◆1・2位 「マクロスF」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」
「2008年のアニメ」といえばこの2作が、今後も思い起こされることになるんじゃないでしょうか。どちらも2クールにわたって密度濃くハイレベルな出来栄えでした。甲乙つけがたいので同着で。ただ、最終回を見返すことが多いのはマクロスですね。というか、ギアスのほうは悲しくて見られないです……。
ギアスは、あれだけスッパリと着地したら、もしかすると忘れられちゃうのも意外に早いのかもしれませんね。下手に引き伸ばすよりは良いのかもしれませんが、後世、どういう評価を受ける作品となるのか、興味深いです。まあ、リアルタイムで見ていて非常に面白かったことは間違いないということで。
マクロスは内容もさることながら、歌の良さが際立ってましたね。アニメの挿入歌は数が多くなると印象薄いものも出てきてしまうものですが、今作では全て耳に残るものばかり。菅野さん恐るべしです。
◆3位 「ef - a tale of melodies.」
こちらも傑作でした。感想は先日書いたばかりなので省略しますが、前期に勝るとも劣らない鮮烈な印象を残してくれた作品です。
◆4位 「CLANNAD」
Afterは来年の評価対象として、まずは第1期。ヒロインたちのシナリオを一本に統合する関係上、ややテンポに迷いがあった気もしました。それと、Afterが含まれなかったので、単体としてみると中途半端な終わり方でしたかね。まあ、こういうのも無理に粗を探すとすれば程度の話で、原作ファンとしても待望であり、期待通りのアニメ化でありました。
◆5位 「ARIA The ORIGINATION」
とにかく、「努力と成長」ということの喜びを伝えてくれた作品でした。3期(OVAを入れるともっとですか)を通じて積み上げてきたからこそ生まれる説得力。いつも当たり前のように練習をしていた彼女たちが、夢をかなえていく姿は感動的でした。
なお、ゲーム部門については、「アオイシロ」「リトルバスターズ(プレイが今年)」がいまひとつ期待値に届かなかったこともあり、「ひまわり」に尽きる年となりました。以前に比べて美少女ゲームのプレイ自体が減っていますが、こんな感じでだんだん離れていくのかなあ、などと思ったりもします。それでも、ひまわりのような傑作があるから止められないんですよね。