とある魔術の禁書目録 第10話「お姉様」

新章突入。原作では3巻くらいになるんでしょうか? それにともない、また変なキャラがぞろぞろ出てきました。まずは初回から出ていた電撃娘が前面に登場。悪人ではないにしても、そして努力家だったとしても、あまりに暴力的なので好きになれなさそうなキャラではありますが、そこは作者も計算済みなのかも知れず、これからどういう見せ方をしてくるのか、楽しみではあります。


でもって、その御坂美琴の「妹」らしいそっくりのキャラが。ロボットチックなしゃべり方で正体不明ですが、悪い人(?)ではなさそう。しかし、なにやら夜には銃を持って、これまた乱暴そうな少年を狙撃してたりと、街には物騒な気配がただよいますね。


当麻の住むマンションには、隣人のメイド学校の生徒もいました。学校も近所づきあいもあるのに、記憶を失っても何とかこなしている当麻はすごい、というかほとんど異常です。実際のところ、この記憶喪失設定のせいで視聴者としてはいまいち当麻に感情移入しにくい部分もあるのですが、この点はもうしょうがないのかなあ。


秋沙の「まるでフラグを立てるように」は笑った。つれてこられた当の本人が言うあたり、21世紀のラノベだなあと思いました。その秋沙は今章の出番はどうなのか。はっきり言って前回まででもそれほど目立っていなかったので、今後活躍が無いとただの地味なキャラで終わってしまいそうで、ちと心配でありますよ。