機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第10話「天の光」

いきなり回想シーンから。平和な大学風景でスメラギとマネキンとカタギリの様子が描かれました。思った以上に秀才だったスメラギさんですが、それ以上にマネキン大佐がそんなにすごい人だったとは思わなかったですよ。そりゃ優秀な人だとは思っていましたが、ここまでソレスタルビーイング側の話に絡んでくる人だとは思ってませんでしたねえ(……ところで、マネキンというとどうしてもマネキン人形を連想しちゃうんですが、あれって実在する名前なんでしょうか?)


なんだか出てきて圧倒的な能力を見せたアロウズの新型を何とか振り払い、ガンダムのパワーアップのために基地へ寄航。マリーが驚いていましたが、あれほどの設備と開発能力を持つとは、やはりソレスタルビーイングはすごいです。元連邦軍人のマリーだから、よりその底力が分かるんでしょう。その割には戦力が薄すぎですが、まあ少数精鋭というべきか、その辺が予算の限界なのか。それにしても謎なのは、その資金はどこから出ているのかです。やっぱり王留美が世界の反連邦勢力と通じて資金を得ているんでしょうか。でも彼女はイノベイターとも通じていますし、もう何が何やらです。基地に入ってた新人も留美の紹介という時点でいかにも怪しいというか、スパイであることが確定的ですよね。可愛いのに惜しいことです。


アロウズは中東の反連邦的国家に対し、「メメントモリ」で宇宙からの砲撃を浴びせる。なんだか天空の城っぽい攻撃です。というか、こんなのあったら少なくとも地上の固定物には無敵じゃないですか。モビルスーツとか要りませんよ。映像を見る限り、ずいぶんと絞られたビームにも見えましたが、セルゲイ大佐のところまで広がったあたり、やっぱり大量破壊兵器のようにも見えます。ピンポイント爆撃なら良いというものではありませんが、問答無用で大量破壊兵器を使ったのだったら、アロウズは堕ちすぎです。いくらなんでも分かりやすい悪役に過ぎてどうもいけません。ともあれセルゲイ大佐、しぶとく生き残ってほしいのですが……。