魍魎の匣 第9話「娘人形の事」

前回と同じ関口と榎木津が楠本家を尋ねるシーンが出てきて、一瞬「あれ、見ている回を間違えたか?」と焦ってしまいましたよ。頼子が二人の前から去った後に、あのような一幕があったとは。至極常識的な振る舞いと指摘をする関口と、すっ飛んだ言動なのに話がピタリはまる榎木津。う〜ん、他人とのコミュニケーションというのは難しい。というか、榎木津さんの能力高すぎです。


ともあれ、犯人はあからさまにあやしい作家の久保になるのか? 家から出ずに事件を見通すとは、京極道は安楽椅子型探偵ってことになるんですかね。まあ、あるのは安楽椅子ではなくてたたみと座布団ですが。


そして、頼子も両手が発見されたって……。最初の視点キャラクターだけに、なんとなく被害に合うことはあるまいと思っていたのに……。まだ死んだとは限りませんが、両手が本当ならそれだけでも痛すぎです。


風雲急を告げる物語ですが、どうもこの様子だと1クールなのでしょうか? 原作が長いと聞いていたので、2クールあるのかなと思ってましたが、いくら長くても一冊は一冊なので、1クールの方が収まりが良いのかもしれず。バジリスクなんかは、原作小説1巻のところ、2クールで引き伸ばしすぎた感がありましたし。でも、残り3、4話で収拾付くような状況にも見えませんが……。どうなりますやら。