ef - a tale of melodies. 第7話 「reflection」

久々のefだ〜。ああ、ef成分が充電されてきます。と言っても2週間ぶりくらいですが。


今回も過去に現在にと重い重い展開。夕に対する「復讐」を告げる優子と、さらに鬱屈していく久瀬。救いは現在における凪と夕の会話くらいでしたよ。前々回で凪が久瀬世の婚約者なんて言い出すから何かと思ってたら、「ミキちゃん」を遠ざけるための演技でしたか。これには騙されました。ミズキでなくてミキと言うのは結構伏線ぽいのですが、どんなものなんですかね。


話を戻して、今回の見どころは、雨宮兄と夕との対峙、そしてラストの久瀬がのた打ち回るシーンですね。


「覚悟もないくせに!」


と夕を蹴りつける雨宮兄ですが、偉そうな物言いで理不尽な暴力を振るっているだけなのがおぞましい人格ですよ。優子の世間体まで盾にとって夕を小馬鹿にするのは、ただの卑怯な行いってものです。こんな調子で優子も傷つけられてきたのかと思うとますます許しがたいですね。負けるな、夕&優子!


そして久瀬。発作からの苦しみと絶望感と生きたいという望みと焦燥が、リアルに伝わってくる重厚な演出でした。動かない身体を必死に這わして、薬を追い求める久瀬の姿が痛々しくも、これまでに見せなかった本気さで。ミズキが助けに戻るかと思いましたが、そんなこともなく、単独で生き抜いて。命に対する人間の切実さを感じさせられる名シーンだったと思いました。好んで見返したいようなところではないですけどね。


OPの色合いはエピソードの明るさ暗さと関係しているのでしょうか。カラフルなOPが見られる日を楽しみにしています。