コードギアス 反逆のルルーシュR2 第4話「逆襲 の 処刑台」

Aパート部分のルルーシュの思考が早いもので、なかなかついていけません。これはあれですね。情報量が多すぎて視聴者が追いつかないことがあるというデスノート的現象。マンガだと理解するまで読み直しがききますが、アニメだと良く分からないままに進んでしまったりします。まあ今回の場合は、藤堂たちの救出と、ロロの懐柔もしくは排除と、ヴィレッタらの監視抜けを両立させねばならないので大変だということは伝わりました。


そこでルルーシュのとった行動は、まずブリタニア軍に対しては正面突破。正面といっても、かつて使ったトウキョウ租界基盤崩しの再現ですか。正直ちょっと二番煎じ感は否めませんが、使えるものは使うのもゼロの戦術。というか、一度突かれた弱点をブリタニアは改善していなかったんでしょうか。ゼロが死んだとして油断していたのか、構造上直しようが無かったのか。あるいは総督が変わったので情報不行き届きか。コーネリア元総督は行方不明のようで、かつてのヴィレッタ同様、ギアスで記憶喪失にでもなったのでしょうか? でもギアス後もスザクとは普通に話していたしなあ……。まあ、どこかの時点で登場はあるでしょう。


ロロに対しては、彼が愛情に飢えていることを見越して人情作戦。ただの智謀のみならず、こんなこともできるのがルルーシュの凄みです。ただ、作戦実行前に冷や汗をかいていたところを見ると、さすがに勝算100%とは見ていなかったのでしょう。これしか思いつかずやむをえなかった、というあたりかと。本心はまったくロロのことなど気にかけておらず、使いつぶしてやろうともくろむルルーシュが悪すぎます。まあ、ロロもこれまでさんざん暗殺してきたような人間で、あまり同情も出来ませんですけどね。


次回、藤堂たちにルルーシュ=ゼロが、1年前の逃亡についてどのような説明(言い訳)をするのか、どこまで正体を明かすのか、注目です。



P.S 最後のプレゼントコーナーのやり取りが存外に楽しい。笑ってしまいます。