コードギアス 反逆のルルーシュR2 第2話「日本 独立 計画」

第2話にしてついに、前作25話以降の展開が明らかになりました。ゼロの援護をためらってしまったカレン。ルルーシュとスザクは撃ちあい、その後肉弾戦で決着と。サクラダイトの爆弾を抱えているルルーシュ相手に、直接攻撃はせず、奪い取ってから生け捕ると、スザクの行動は意外と冷静で迅速でしたなあ。


そしてルルーシュは皇帝の前に引っ立てられる。ここまでの間でカレンやC.C.がどんな行動をとったのかは不明ですが、カレンについてはスザクの温情で見逃し、C.C.は自ら状況を判断して逃亡したか、戻ってきた時にはすでに皆がいなくなった後だった、というあたりでしょうか。


前回見たところでは、「ひょっとしてブリタニアはまだゼロの正体を知らないのではないか?」とも感じられたのですが、そんなことは全然ありませんでした。皇帝自らにギアスをかけられ、泳がされていたんですね。前作におけるゼロのアドバンテージは正体不明なところでしたが、今作ではその立場が失われているということになります。となると、のほほんとアッシュフォード学園にいるのは難しそうですね……。生徒会メンバーの出番が危惧されますよ(予告には出ていましたがけど。


さて、記憶を取り戻すや否や、往年の指揮力を取り戻す発揮するルルーシュ。彼がブリタニアの軍を打ち破っていく姿、そして派手なビルの崩壊劇は、コードギアスの痛快な要素ですね。しかし、スザクがいないのに強敵が。ロロもギアスユーザーでナイトメアパイロットで、でも自分の正体が良く分かっていないらしい。この「兄弟」が今後どういう関係になるのかも、気になるところです。


あと見ごたえがあったのはルルーシュとカレンのやり取り。


「答えて。あなたは私にもギアスを使ったの」
「君の心は君自身のものだ」


なるほど、カレンの心配はそこでしたか。自分の心も操作されているのではないかと。ルルーシュの答え方は実に彼らしく、事実ではあってもすべてでは無いという方式でした。ギアス使うことは使ってますからねえ。でも、何に使ったのか、僕も覚えていないような使い方でしたから(笑)。


ニーナも一瞬登場。敵のゼロを見ては表情が歪む気持ちも分かります。正直、彼女にはあまり悪い運命を用意してもらいたくない。特別悪いことをしたわけでもないですし、彼女の憎しみには十分な理由がありますから。単純な痛いキャラにはなってほしくないと思うのです。