コードギアス 反逆のルルーシュR2 第1話「魔神 が 目覚める日」

今期の目玉がやってきました。もうワクワクものでしたが、早速期待通りに面白くて嬉しいかぎり。これから日曜日が楽しみです。もっとも、サザエさん症候群ならぬルルーシュ症候群にかかりそうではありますが。


さて、肝心の本編です。前作ラストからどういう設定引継ぎになっているのかと思いましたが、なるほど、記憶をなくしたのは周囲ではなくてルルーシュ本人でしたか。どこか満たされない思いを抱きつつ、日々を過ごすルルーシュ


「ゼロ、馬鹿な男だ……」


のセリフはなかなかゾクッとするものがありましたよ。


そんなルルーシュを奪取しようと黒の騎士団の残党は余力を振り絞った作戦を決行。ここも興味深いところで、牢に入っている面々はともかく、少なくとも作戦に関わった者たちはゼロの正体=ルルーシュということを認識し、そのうえでリーダーとして認めたということになりますかね。カレンも記憶がなくなっているのかと思いきや、ルルーシュに近づくための演技だったとは。ゼロの正体を知った時は相当動揺していましたが、その後考えをあらためたのかな?


前作ラストで死にそうな雰囲気をかもし出しつつ、「まあそれでも生き残るんだろうな」と思わせたC.C.が、やっぱり平然としているのが嬉しいです。彼女が撃たれ、ルルーシュブリタニア兵に銃口を向けられる構図は、明らかに前シリーズを踏襲していましたね。


C.C.との接触により記憶とギアスの復活したルルーシュ。記憶を封印したのはC.C.なのでしょうか? それともV.V.? また、ブリタニア軍がC.C.のエサとしてルルーシュを監視し、ルルーシュ自身については重視していなさそうだったことも面白いところです。ロロの存在や、スザクの記憶も気になるところ。まだまだこの辺は次回以降待ちですね。


OP、EDも良好でした。EDでユフィの姿が見えるのが嬉しくも悲しいなあ。あと、日曜夕方ということで描写が控えめになるかと心配されましたが、どうやらもそんなこともなさそうで、第2期も存分にコードギアスの世界が楽しめそうです。



追記:捕われの玉城が、意外にもゼロのことを信じていたのに驚きました。彼なりにゼロの評価は高かったんですねえ。