機動戦士ガンダム00 第19話「絆」

ガンダム同士の激しい戦闘から、沙慈とルイスの悲しい別れのシーン。そして刹那とロックオンのやりとりと、充実の流れで三本立て。その間に国際社会の動きと、ソレスタルビーイングの内通者(?)からもたらされる情報といった細かいところも押さえて、まずは第1シーズンのクライマックスに向けて盛り上がってきました。


最初のトリニティとの戦闘は刹那のみならずティエリアもやる気満々。スメラギも追認で事実上の宣戦布告状態でした。これまではトリニティ機の優秀性ばかりが目立ちましたが、エクシアヴァーチェも本気を出せば台頭以上に戦えることが分かりましたね。やはり志の違いってものでしょうか。ナドレ強し。でもあっという間に特殊能力が無効化されてしまって短い見せ場でした。戦闘シーンはいつもどおりに動きもよくて楽しいです。


沙慈とルイスについては、ただ悲しい話としか言いようがありません。沙慈にたくしたルイスの夢とはなんだったのでしょうか。いずれにせよ最後の別れではないことを願います。沙慈がガンダムに対して憎しみを抱くのは当然ですが、刹那と戦うような流れにはなってほしくないですね。でも「恨んだけど和解」、じゃ今回のロックオンと被ってしまうかなあ……。


刹那のガンダム馬鹿ぶりは周囲も認めるところでした。刹那にとってガンダムは正義と力の象徴。今自分がガンダムに乗って戦っていることを何よりも誇りと責任を感じているのでしょう。そのわりには情報漏えいとかやたらしてますが。ティエリアと戦術陣形を組んだりもしてましたが、やっぱり基本的にマイスターの方々操作優秀ですねえ。ちょっとのことでは切れない人材なのも納得は納得でした。