ひぐらしのなく頃に解 第21話「祭囃し編 其の八「48時間」」

「面白くなってきました」と大石が語るとおりに面白くなってきました。いよいよ最終局面! 


A「梨花が死ねば村人が発症する」
B「村人が発症していない」
C「梨花が死んでいるというのはデマ」


という結論は正しい三段論法の鷹野ですが、警察からの公式な情報に動揺を隠せないあたり、まだまだ陰謀戦に不得手ですかね。これまでは一方的な攻撃でしたから、先制攻撃を受けると話が違ってきます。それでも、富竹への未練をちょっと忍ばせる描写は良かったですね。


そして今回もカッコ良い大石でした。祟殺し編の頃の彼はほとんど悪役のような雰囲気でしたが、それは圭一の方が悪かった訳で、大石自体はほとんどブレがありません。そこが年を重ねた大人らしくて良い味を出しています。彼を中心にした警察の人々のおかげで、この物語自体が骨太になっていると思いますね。


ラストは富竹が山狗に立ち向かう。この少年マンガ的熱さに、ちょっと笑いました。