レ・ミゼラブル 少女コゼット 第43話「ガヴローシュの願い」

マブーフさんもそうでしたが、ガヴローシュも無茶しすぎ! 銃撃戦で煙が漂っているのはリアルでしたが、いくら紛れてとはいえあれでは撃ってくださいといっているようなものです。せめて伏せてすばしっこく動き回ってくれないと見ている方としても緊迫感がないってものですよ。そして案の定撃たれてしまったガヴローシュ。コゼットの子守唄を思い出すなど死亡フラグばかりたちすぎでしたが、これで死んだら悲しみよりも間抜けさの方が強くなってしまうしコゼットとも会えないしと心配するところでしたが、どうやら一命は取り留め、しかもとうとう家から飛び出したコゼットとも再会。まずは何よりでした。シュシュが居たとはいえ、良く一目でガヴローシュだと分かりましたね、コゼットは。何年も経っていてはガヴローシュのように分からなかくて当然でしょうに。


それにしても19世紀前半の市街戦は数十メートルの距離で小銃を散発的に撃ち合うくらいで、もちろんこれはこれで大変恐ろしいのですが、やはり今から見ると牧歌的だよなあ、と感じてしまいます。それとも、アニメ演出上の問題であって、実際はやはりもっときつかったのでしょうか。


軍隊側も見くびっているのか本気の物量とはとても思えませんし、サイレントマジョリティの支持があるといっても、どうみても学生側に勝機があるとは思えないところ。さてどうしたものですかね。