ひぐらしのなく頃に解 第9話「皆殺し編 其の四 「交渉」」

タイトル通り交渉を重ねるエピソードなのであまり書くことがないですが、しっかりと話が進んでいきますね。

大石の「忠告」に対してもはっきり仲間を救うと宣言する圭一のかっこよさが全開。まったく、前作序盤と比べると、同一人物とは思えないほどです。それに触発されてか、ついつい傍観者視点が身についてしまっていた梨花が、今一度自ら行動しようと決意するのも見どころでした。羽入の消極的な様子ももなんのそのです。……というか、羽入ってここまで見るとあまり役に立たないキャラですね。一番活躍しているのが次回予告に見えてきました。

ところで今回の梨花もちょくちょく「ボクモード」と「私モード」とを入れ替えてしゃべってましたが、周囲の人は気にならないものなんでしょうかね。実際にあの世界では、声色はそこまで変わっていないということでしょうか。だったらちょっと一人称が変わるくらいなので、気にされなくても不思議ではないかも。

作画も良い感じでキープされてますし（梨花よりも圭一よりも、やたらレナが可愛く書かれているのは僕の気のせいでしょうか。あと知恵先生も）、良い感じです。ただ、惜しむらくはいまいち音楽が弱いかなあ。雰囲気に徹しすぎているといいますか。もっと前面に出てきても良いとおもうんですけどね。