魔法少女リリカルなのはStrikers 第14話「Mothers&Children」

1期2期で作品の肝だったバトルアクションは薄く、魔法少女の可愛らしさからもちょっと遠く、その分組織の人間関係が描かれているような本作。指導者として試行錯誤のなのはやフェイト、そしてはやて。彼女達を尊敬し、なんとか一人前になりたいと励む新人達。なんだか別の作品のごとくではありますが、これもこれでありでしょうか。おいしい店に行こうと、はやてに対して気を使うティアナの姿が健気というか、異世界魔法物でありながら、妙に現実感を感じさせるシーンでありました。


さりげなく時空管理局の歴史が語られるシーンも。まあかなり後付けっぽくはありますが、あの世界で魔法ばかりが発達し、物理質量兵器が少ない理由が明らかにされました。ミッドチルダ人のフェイトやクロノにとっては、銃・ミサイルが大量存在している地球世界は野蛮に見えるのかもしれませんねえ。


あと、スバルの母親は「セントウキジン(戦闘機人?)」に殺されたということ。色々絡み合って、伏線は十分という形になってきました。動き出すのはいつからでしょうか。