魔法少女リリカルなのはStrikers 第12話「ナンバーズ」

敵さん方面の新キャラゾクゾク登場でまとめきれなくなるのではと心配しましたが、今回が終わってみるとこれがなかなか。むしろ今まで不明瞭だった勢力がはっきりして、六課の相手方として分かりやすくなりました。特殊能力がそれぞれあって、個性的な戦いが見られそうです。


戦闘シーンもはやて、フェイト、なのは達が活躍。ヴィータやリインも強さを見せつけてくれて良かったですね。まあヴィータたちはその後が駄目でしたが、そこで新人達の機転がきくという展開はナイスでした。ただ、デアボリックエミッションはじめ、大技を畳み掛けておきながら相手に逃げられてしまったというのはちょっとばかり欲求不満というものです。なのは達の痛快な攻撃が機械以外にも効くシーンが早くみたいなあ。


そのほかの重要シーンとしては、前回物騒な演説をしていた中将が六課の監視を命じたところがありました。「八神はやては犯罪者」。やっぱり闇の書事件を知る人の中ではそういう認識があるのですね。治安組織としては気にするのはしょうがないのかもしれません。はやて自身はフェイトと比べても罪が無いとは思いますが……。いずれにせよ、敵さんだけでも大変なのに、内部で陰鬱な足の引っ張りあいな展開は勘弁してもらいたいものです。