レ・ミゼラブル 少女コゼット 第24話「リュクサンブールの出会い」

期待通り、髪を下ろしたコゼットが可愛すぎでした。マリウスのことが気になってため息をつく図がこれまた絵になっています。コゼットの前で行ったり来たりのマリウスも楽しい。もうほとんどラブコメですね。これまでとは一味も二味も違い、恋物語色が強く出た今回は、新鮮に見られました。マリウスのつんだ花がかつてコゼットの植えたものだったとは、伏線も上手いですなあ。


ただそんな中でも、社会派的な進行は忘れていません。王党派とナポレオン帝政派に加え、共和派もいて、当時のフランスはごちゃ混ぜ状態だったのですね。単純に二択といかないのが面白いところです。


話を戻しまして、今回一番良かったのは、マリウスと公園で再会しても微妙に視線をそらすコゼットの表情ですね。照れもあり、あとジャンには気づかれたくないような心理もあったんじゃないかなあと推察いたします。来週はなんだか作画も今回以上によさそうですし、期待期待。