レ・ミゼラブル 少女コゼット 第23話「パリの空の下で」

エポニーヌとアゼルマが再登場。エポニーヌの表情が憂いをおびた少しすれたような感じになっていて、これはこれで不思議な魅力があります。幼い頃と違って、両親の言うことにも疑問を感じ反抗したいお年頃。まああの両親ではねえ……。むしろアゼルマと違って丸め込まれない分、根がしっかりしているということでしょう。もはや娘達に対しても冷たいテナルディエ夫妻は前にもましてひどいです。あの手紙にしても一体どんな「仕事」なのやら。ろくなことじゃないのは間違いないですが。


「世界が違う……」


宿屋の娘として、裕福ではないにしろ中流的に暮らせていたのにどうしてこうなってしまったのか、そんな思いが伝わってくるようでありました。


コゼットについては……、今回あまり書くことが無いですねえ。むしろ次回予告の髪をおろした姿が楽しみであります。



ところでゴルボー屋敷ですが、月2フランで破格の安さということ。この作品を見ているところでは、1フラン=5千〜1万円というあたりですかねえ。