ロミオ×ジュリエット 第9話「決起〜断ち切る迷い〜」

タイトルのわりに全然断ち切れていないジュリエットです。まあ、そう簡単に断ち切れたらそっちの方が怖いのですけどね。なんとか当主の立場を演じようとするも、迷いを周囲にも指摘され「あせっていない」と否定するのは本心なのかどうか。自分ではそうだと信じ込んでいるということもあるでしょうしねえ。そこでかっこよくジュリエットの前に出てきたウィリーですが、悩んでいるジュリエットを見て言っていることは「恋物語が作れそうな気がする」とは、芸術家的とは言えますが結構勝手なような。でも多少はジュリエットの心を和らげたのかな。


決起に参加するとやってきたカミロは実に単純に裏切り者でした。こういう反乱のときは味方は一人でも欲しいですが、誰を信頼してよいのか確認しようが無いのが難しいでしょうねえ。モンタギューの外出自体は事実でしたが、その前に集まったところを急襲される事に。殺すどころか傷つけてしまっただけで動揺するジュリエットですが、これが普通の感覚というものでしょう。しかし襲う方も襲う方で、自信満々だったくせにあっさり脱出されているようでは甘いですねえ。


モンタギューと謎の庭師オフィーリア。あの樹が力の源のようですが、今まで出てこなかったそのあたりの設定も今後次第に明かされていきそうで楽しみです。