アカイイト日記 その1
- 出版社/メーカー: サクセス
- 発売日: 2005/10/27
- メディア: Video Game
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実はこんなの買ってました。「埋もれた良作」との評判を聞きましたもので。もっとも、埋もれているだけあって店で探すのには結構苦労しましたね。ほとんど置かれてません。欲しい方は素直にアマゾンで買ったほうが良いかもです。
まずは千羽烏月シナリオ「爽やかな立ち風」エンドを終了しました。……うむ、これはちょっと展開が速すぎたかも。なにしろゲーム内時間で4日しか経っていないものですから、出会って仲良くなって信頼しあうようになって、までの道筋が急すぎるような感はありました。長編ストーリーの、ほんの上辺だけを見たような感じです。
なんていうと評価が低いように見えますが、そうでもありません。基本的には面白い作品だと思います。和風ライト伝奇もので、ややボケ気味ながら善良な主人公にも好感が持てますし、「用語集」(Remember11にもあったなあ)による薀蓄も楽しい。クリアするたびにルートが増えていく仕様のようなので、まだまだ物語の本質に迫るのはこれからなのでしょう。
実は声優さんが結構豪華でもあり、2000円弱のお値段でこの出来は十分納得のいくものになることと思います。ただ全体的に処理が重く、スキップももっさりしているのが残念なところ。もしかしたらこれが最大の欠点かもしれません。