カレイドスター 第5話「いつも すごい 遠い家族」

う〜ん、本当にいい話だなあ。本当の父親だったら、そらのことだから多分堂々と帰るのを拒否できたと思います。でも実の親子じゃないからこそ、愛情を持っているからこそ遠慮してしまう。この設定のはまり方がうまい。それにレイラの「意外だったわ、そんな器用な生き方も出来る人だったのね」というセリフが、そらに自身を重ねていたことをも示していて名セリフ。最後に戻ってくるところの流れは、父親の翻意がちょっと唐突にも見えましたが(そんなに物分りが良いのなら、空港に行くまでに言いそうなものかと)、さすがに名作と呼ばれるだけのことはあると、毎回楽しんでいます。自分もこういう青春を送れてたらとふと考えてしまうのがちょっとさびしいですが。


次回は第7話になる模様。奇数話ばかり続くのははたまたまなんでしょうか。再放送ではありますが、次回予告が新収録なのはちょっと時代が更新されているような感覚になって嬉しいですね。