今年のアニメ

やっぱり大晦日には誰もがやりたい今年のアニメ振り返り企画です。といっても、僕の場合見ている本数そのものが少ないのでベスト5とかやってもあまり信頼性がないのはご容赦ください。


1・涼宮ハルヒの憂鬱
今年はやっぱこれですかねえ……。話題性は間違いなく今年一番でしょう。原作既読なので新鮮さこそありませんでしたが、それでも毎週見るのを心待ちにさせたのはすごいパワーです。シャッフル放映も反則的演出でした。個人的には長門萌えもみくる萌えもいまいちぴんと来ませんので、ハルヒと古泉押しかなと。


2・桜蘭高校ホスト部
1位とは僅差。どっちでも良いくらいです。タイトルによる先入観をこれほど覆してくれた作品というのも、かつて無かったかもしれません。シリアスな部分も良かったですが、ギャグが文句無く笑えました。


3・うたわれるもの
原作ファンとしても納得の丁寧なつくり。全体的に駆け足ペースであわただしかったのはやや残念ですが、作画・シナリオともに上々でした。もうちょっとサクヤとムツミの活躍があるとなお良かったのですけれども。


4・乙女はお姉さまに恋してる
こちらも事前の期待薄をひっくり返したことで評価アップでした。何しろ作画が良しテンポ良し、毎回安定したほのぼの感を醸成し、綺麗に最終回をまとめたのはポイント高いです。


5・N・H・Kにようこそ!
スクランの二期や「かしまし」もありましたが、総合的にはこれかな。ちょっと4位と差がありますが。岬ちゃんの可愛さに加え、内容的にもなかなか斬新だったと思います。最初の勢いなら「かしまし」の方が上でしたけどねえ。そういえば、幻の13話は結局どういう話だったんだろうなあ……。



なお、デスノートは現在進行形なので外してあります。かなり良い出来ですので来年の上位に来るのは間違いないんじゃないかと。


まあ終わってみるとWハルヒの年だったなあ、という気がいたします。はぴねすヒロインもハルヒだったのでハルヒ大流行でした。偶然か、それともシンクロニシティというやつなのでしょうか? 一方、残念賞としてはFateと夜明け前より瑠璃色な、GA2などが上げられると思います。Fateは出来自体はすごく悪いというほどではありませんでしたが、原作の面白さを引き出しきれなかったのがもったいない。他二つは残念ながら色々辛いとしか。


それにしても、同じようなレベルの原作でも、アニメとして当たることもあれば外れることもある。ちょっと理不尽さを感じないでもありません。原作者さんにとってアニメ化というのはロシアンルーレットみたいなものになっちゃってるのかもしれませんね。



追記:TVアニメからは外れますが、今期アニメ私的ナンバーワンは、文句無く「時をかける少女」でありました。見終わったときに「これはすごい傑作じゃなかろうか」と身を震わせたものですが、その後ネット上の感想を見ても大好評のようで何よりでしたね。