「魔法少女リリカルなのはA’s Sound Track Plus」レビュー その6

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.6 [DVD]

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.6 [DVD]


サウンドトラックプラスその6。最終盤です。そろえるために結構出費したなあ……。素直にサントラ出してくれていれば良かったですのに(でも今から出されたらイヤだなあ……)。4曲しかありませんが、最後の決戦、そして穏やかなラストという流れが伝わってきます。後述するように、実際に使われた順番はまた別なんですが。もはやレビューというには時間が立ち去りすぎですが、いってみます。


・これまでのレビュー:その1 その2 その3 その4 その5



1・紫電烈火・疾風迅雷
最後を飾る燃え曲といっても良いでしょう。速いテンポでかっこよい。11話におけるなのはの突貫もさることながら、なんと言っても12話はやての変身シーンに使われたのが印象深いです。思い出されて感動が……。1分37秒と言わず、出来ればもっと長く聴きたい曲ですね。


2・Breakthrough impact
戦いの最後、ヒロインズのブレイカー攻撃からアルカンシェルで消し去るまで。緊迫感を持ったテンポの曲ですが、微妙に印象薄い気もしました。あくまで「最後にしては」ということですが。DVD版はブレイカー攻撃のところがかなり手直しされていて、綺麗にかっこよくなってました。


3・青空を願って
12話において、シャマルが回復魔法をかけた時と、8話でシャマルと石田先生が話していた時と……。すみません、なかなか探せなかったのでこちらのページを参照させていただきました。やっぱりこういうすごいデータをまとめる方がいらっしゃるものですねえ。短い時間での使用しかなくて、もったいなくも贅沢な使われ方ではありました。


4・光、溢れたなら
いかにも最終回に使われてそうなタイトルと曲調ですが、こちらも12話で使用。ヴィータがはやてに泣きつく(と書くと別の意味になってしまうな……)あたりです。最終回は前期サントラに入っていた「君に会いたくなったら」や「この広い世界に」の方が優先されたっぽいですね。




A’Sのサントラが単体発売されなかったのは残念ですが、「リリカルなのはの魅力の少なからぬ部分は音楽が担っている」と僕は思います。第三期でも燃えでリリカルな名曲を期待しています。


ところで、前作最初と今作最後に使われた曲は結局サントラ未収録ですか。陽の射す歩道を弾んでいくような明るさがあって、ぴったりなのはの未来と希望を表しているような曲なのですが。都築先生のサイトによると収録できないのには何らかの事情があったらしいのでしょうがないのかな。