「魔法少女リリカルなのはA’s Sound Track Plus」レビュー その5

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.5 [DVD]

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.5 [DVD]


サウンドトラックプラスその5。いよいよ終盤と言うこともあって、緊迫感のある曲が増えてきます。


・これまでのレビュー:その1 その2 その3 その4


1・宿命の糸
第6話のラスト付近に使われています。地味ながらも、個人的には放映時から結構注目していた曲。曲の出だしがトリッキーというか、糸に操られる人形のごとく上下するのが印象的で、まさにタイトルどおりですね。中盤の落ち着いたところは、どこかアクトレイザーの「捧げ物」を連想させるところがありました。


2・重圧
クロノがグレアム提督とリーゼ達を尋問しているところですかね。正直、あまり印象に残らないところではあります。


3・運命
10話、クライド提督が散るシーンで使われていました。リリカルなのはA’Sには同系統の暗めの曲が多いのでいまひとつ区別しにくいのですが、この曲は次第に緊迫感と絶望感が強くなっていく様子が現れています。暗く辛い「運命」ですかね。


4・絶対たる力
「闇の書の意思」が広域結界を発生させたときの曲です。曲名にふさわしい強大さを感じさせる曲ですが、アニメでは途中で場面が切り替わってしまうので、いまひとつもったいない使い方だったかも。


5・逆巻く嵐
おそらくA’Sの中でもっとも印象的な曲だと思います。戦闘シーンの要として、1話から10話まで多く使われました。僕も聞くのを楽しみにしていたので、5巻まで待たされましたよ。入っていなかったらどうしようかと心配してしまいました。最初の「チャ〜チャ〜チャ〜チャチャッ!」って感じのフレーズを聞くだけで燃えてくるというものです。


6・涙の意味、願いの行方
サントラプラス5に入っていますが、多分5巻までには使われてないと思います。最終話、リインフォースとの別れの場面ですね。


「私はもう、世界で一番幸せな魔道書です」


そもそも幸せな魔道書ってなんだ、と思わせつつも感動させる名言でした。