はぴねす! 第1話「バレンタイン」

原作未プレイですが、シナリオの西園悟さんが、「N・H・Kにようこそ!」で好印象だったので視聴してみました。なるほど、一種の魔法少女物だったのですね。ヒロインの春姫(最近のこの業界では、ハルヒが流行なんだろうか……)はちょっと良い子過ぎる感はあるものの素直に可愛いですし、準も色々魅力的なキャラですし、正当な萌えアニメとして上々のスタートだと思います。いきなり校舎炎上と言うのはご都合主義的でしたが、「ガス爆発」以上の理由はあるのでしょうか? ま、無いなら無いでも通りますが。


こういう美少女たくさん系作品というのは、そもそも元の設定が不自然なわけで、アニメとしてはそれを払拭すべく丁寧に、地味なくらいに作っていくのが有効だと思います。ToHeartの一期目あたりがとことんその路線でしたね(あれはさすがに地味すぎた気もしますが)。あるいは逆にギャラクシーエンジェルみたいに張っちゃけるか。この作品はその「丁寧感」が結構伝わってくるので、大すべりはしないと思います。見続けるかどうかは微妙なラインですけど。


それにしても、こういう魔法が普通にあったりする世界でも、バレンタインというイベントは存在していたりするのですねえ。1話からバレンタインというのは割と珍しいケースのような気がいたします。