うたわれるもの 第23話「心の在り処」

前回終盤の展開が急すぎだったのでちょっと心配していましたが、ここで一回を割いて、うまくトゥスクルの、特にハクオロ、エルルゥの関係を丁寧に描写していたのはさすがでした。とくに悩むエルルゥにユズハやウルトリィがかける言葉が絶品。この作品、基本的にキャラクター同士のやり取りや表情の見せ方がうまいんですよね。人と人とのつながりは良いものだなあ、と素直に感じさせてくれます。


「これからも、そばにいてくれないかな」
「はい」


うんうん、ええ話や……。



さて、ハクオロの幻想の中で3510号ことミコトちゃんが登場ですよ。エルルゥに似ていますが、言葉足らずなしゃべり方がなんとも可愛らしい。でもやっぱりエルルゥくらいはっきりしゃべってくれた方が良いかなあ。本格的な出番はまた次回以降を楽しみに。


トゥスクルの事情の一方で、クンネカムンの様子もうまく挟み込まれていました。ゲンジマルとサクヤが亡命(といって良いのかな)してきますが、ゲンジマルとトウカの会話場面はカットされちゃうのですかね? ぜひ見たい場面なのですが。あと、出陣を見下ろすエルルゥたちの中にサクヤが入っていなかったのは残念かなあ。彼女そのときどこにいたんでしょ?