N・H・Kにようこそ! 第9話「夏の日にようこそ!」

なんですか、この前向き青春ドラマは(笑) 夏の花火大会で一時的とはいえ二組もカップルができて、美しく幸せな情景で締め。佐藤君の考えるとおり何かの罠か陰謀かどんでん返しかと身構えていただけに、そのままサブタイトルが出たときに口をぽかんと開けてしまいましたよ。いや、鬱々とマイナスな話をされるよりもずっとありがたいですけどね。今後も時たまでも良いのでこういう雰囲気のエピソードを挟んでほしいものです。


最後は明るかったとはいえ、今回の山崎君関連の話はなんとも悲しかったですな。彼のやたらに偉そうでクラスメートから敬遠されている欠点も露骨に描かれているので、単なる悲劇の少年にならないところがこの作品のミソとも言えましょうが。ほんと、何であそこまでキレる性格になっちゃってるんでしょうか。


一方の佐藤君は何をやっても岬ちゃんのことを思い出してしまう状態で、山崎にばっさり「それはラブってことでしょ」と指摘されてしまいます。しかし理性では「深く関わらない方が良い」とも感じている。それは多分正しい感覚なんでしょう。岬ちゃんのほうもなんだか佐藤君のことを意識しているみたいなんですが、どのレベルの意識なんだかいまいち分からないんですよね。彼女も孤独で、他に身近な異性がいないってことなんでしょうか? 相変わらず個人情報不明ですし、興味が募ります。



P.S DVDのCMも岬ちゃんしゃべりなのが良いなあ、と思いました。