ARIA The NATURAL 第12話

「その 逃げ水を追って…」
灯里の不思議体験物語も、これだけおなじみとなると不思議じゃなくなってくるのではないかという感もあり、ワンパターンであることは否めません。ただ、背景、光の具合、音楽に、灯里の眠そうな表情などで、白昼夢のような雰囲気を作りだす演出力はさすが。何回見ても上手いなと思わされます。二期に入って明らかにキャラ作画が弱くなったのは残念なのですが、背景やアリア社長の絵に陰りが見えないあたり、力の入れどころを分かっていらっしゃる、と言うべきなのでしょうか。


「その 夜光鈴の光は…」
僕も夜光鈴が欲しくなりました。あれだけ綺麗なら、アクア名物となるのもうなずけるなあ。灯里が夜光鈴を買ってから回想的モノローグでスイスイと日にちが過ぎるのが、「そして○年が経ちました」みたいに進んでしまいそうな勢いで、ちょっと面白かったです。