うたわれるもの 第8話「調停者」

*基本的に原作バレなしでお送りしております。


謎の仮面男が目を覚ましてからわずか8話にして王様です。この出世ペースはすごいですな。まさに下克上。


それはそうと、今日はカミュが本格的登場の回でした。のみならず、ほとんどカミュが主役の回でした。作画にも力が入ってましたし、良いです良いです。うたわれの中で好きな女性キャラを三人上げろといわれたら、サクヤ、カミュ、エルルゥなので嬉しいところ(サクヤはOPにワンショットたりとも出てないのが気になりますが……出番あるよね?)。カミュアルルゥ&ユズハの年少3人組が友達になるまでのエピソードが、これまでの駆け足感を打ち消す、実にほのぼのとした味わいとなっていました。アルルゥも可愛かったです。……にしても、アルルゥって何歳くらいなんでしょうか? 他の二人は15前後に見えますが、アルルゥは見た目もっと下っぽいですよね。素直に見て10〜12くらいなのかなあ。


今回は他にも、ハクオロの苦労、ベナウィ、クロウ、オボロらの日々のやり取り、村に帰る人たち、そしてエルルゥとウルトリィの交流が丁寧に描かれていました。こういう日常にしっかりと一話を使ってくれると物語のメリハリもつくというもので、とても良かったです。


ところで、ふと考えてみるとこの作品もずいぶん兄弟姉妹が多いですね。今出てきているだけでもエル&アルにオボロ・ユズハ、ドリィ・グラァにウルト・カミュといます(あ、あとインカラとササンテもいましたな)。実は何かのテーマがあったりするんでしょうか。それともライターさんの趣味かな。