ひぐらしのなく頃に 第6話「綿流し編 其ノ弐 タカノ」

*原作未プレイです。


ちょっと作画が怪しかったような? もっとも、キャラデザからして線が細くてバランスとりにくそうではありますけど。


今回も話はさくさくと進みました。原作ファンからすると相当ダイジェストに見えるんだろうなと推測されますが、展開に不自然な感じは受けませんでしたので、うまく編集してあるのでしょう。詩音が引き込む祭具殿。語られる雛見沢の暗い歴史。古い村におどろおどろしい伝説があるというのは伝奇ものの王道ではありますね。前編で一度説明された事件や人物が再度紹介されるというのは、しょうがないとは言えちょっとくどい気がしましたが、園崎家がヤクザ家業というのは意外でした。それが魅音と詩音の別居にも関連しているのでしょう。


詩音も詩音で何を考えているのか不可思議なところがありますが、彼女からの電話を受けてすぐさま激昂する圭一の精神状態も普通ではありません。まだ少年、死の恐怖を感じて動揺するというのは分からないでもないですが……。登場人物の全員に感情移入がしにくいというのも、サイコホラーとしての演出要素なのでしょうかね。どこか突き放されたような不気味度が出てきてます。