「PLUTO 3」

PLUTO (3) (ビッグコミック)

PLUTO (3) (ビッグコミック)

手塚アトムの原作は知らないので、ほとんどオリジナル作品として読めてます。むしろいかにも浦沢さんらしいじっくりとした物語り方に見えますね。


ところでこの巻のエピソードの中で、ロボットの発達による大失業という話がありました。イギリス産業革命のときにもあったような話ですが、本来ロボットが人間の仕事を肩代わりすれば、その分人間は楽できるはず。その理屈がすんなりと通らないあたり、経済は摩訶不思議だよなあと思ってしまいます。