涼宮ハルヒの憂鬱 第5話「涼宮ハルヒの憂鬱3」

暫定的とはいえAnimeNfoのユーザーレビューでも10.0というパーフェクト的数値をたたき出し、ワールドワイドに活躍の場を広げる「The Melancholy of Suzumiya Haruhi」です(どうでも良いことですが、日本人の名前は英語でも姓名順の方がしっくりきますよね)。


今回のハルヒも文句のつけようの無い出来で堪能できました。京都アニメーションさんといえば美麗な作画ですっかり有名になりましたが、今回の有希の説明シーンを見て、その演出技術の妙にも改めて感嘆しましたね。広角に映してみたり上下反転してみたり何重にもしてみたり文字を入れたりバックに地球を持ってきたり、見事に雰囲気に合致しつつ、視聴者を飽きさせないつくりです。あんまり神格化しちゃってもなんなのですが、これだけのものを見せられては「すごいなあ」と思うしかありません。


さて、今回はSOS団面々のトンデモな秘密がキョンに告げられた回でしたが、転校生である古泉一樹もようやく正式に登場しました。3人娘にばっかりスポットが当たるこの作品ですが、個人的にはひょうひょうとしてつかみどころの無い彼が結構気に入っていたりします。他のメンバーよりは比較的常識通じますしね。同意見の人も結構いらっしゃる……かなあ?


ちなみに図書館でキョンが手に取った本はハルヒと同作者の「学校を出よう」、のなぜか2巻。最近流行の番組内CMにもなってますね。宣伝効果高そうです。実は「ハルヒ」世界が「学校」世界よりも上位であることの壮大な伏線……ってのはさすがに無いかな。