ひぐらしのなく頃に 第4話「鬼隠し編 其ノ四 歪」

うひゃ〜、こちらの予想を大きくはずして、ここで一つの終劇ですか。バッドエンドというか。公式サイトにのってる5話の予告を見ますに圭一やレナはまた登場するみたいなので、時を遡ってマルチシナリオ方式に進めるということなのですかね。これはなかなか斬新で面白いつくりです。果たして視聴者は真相にたどり着けるのか、気になって仕方ありません。


今回、前半の圭一の取り乱しぶりには、もしや全部圭一の被害妄想で、一番壊れてしまっているのは彼ではなかろうかと思わされたりもしましたが、それ以上に狂った調子のレナと魅音が描写されるに至っては、その考えも吹き飛びました。注射を打たれそうになるところから(打たれたあと?)どうにかして形勢を逆転したようですが、その結果は一話冒頭の惨劇、そして自身の死……。


長大なノベル原作の定めか、どうしても展開が速く、セリフが説明調になっている感があり、演出的にも「これは原作のほうがずっと怖いだろうなあ」と思うところはありましたが、前回も書いたとおり、私的にはこのくらいでOKです。完璧な作画と絶妙な演出なんて物をやられてしまった日には、怖くて見れなくなってしまうことでしょう(苦笑)。


ところで、エンディング曲を歌う片霧烈火さんといえば「車輪の国、向日葵の少女」でも歌ってらした方ですね。いまさら気づきました。