警察庁の『漫画・アニメ・ゲーム表現規制法』検討会問題まとめ @Wik


「またか……」という感じでげんなりしてくるこの問題なのですが、看過するわけにも行きませんのでリンクです。


さて、今回は警察庁が検討会を開くということで規制の強化が危惧されているわけです。検討会のメンバーを見ると決して楽観はできないですね。「初めに結論ありき」の恐れも被害妄想とばかりは言えないでしょう。一応書いておきますと、「有害性」が十分実証されたうえで、合理性のある規制であるのならば僕は反対しません。またもちろん、現状で違法なものはきっちり取り締まるべきでしょう。ただ、今回の動きは明らかに適当な印象論と表現の自由の軽視による暴挙としか思えないのです。


ここで問われるのは、いかにして我々(適当なまとめ方が思いつきません。「オタク」とも限らないし「ユーザー」「消費者」ってのもちょっと違う気がするしなあ)が反対の力を見せられるかということです。ブログで文句を言うだけなら簡単ですし、実際僕も書いてますが、はっきり言ってそれだけでは何の効果も無いでしょう。デモや大規模な署名活動は相当バイタリティが無いと難しいですが、せめて警察庁や、あるいは「偏向報道」と批判のある日本テレビに対して、きっちりメールなどで意見をあげていくこと。「反対だけど誰かが何とかしてくれる」と傍観している人が多いのでは、良い結果になりようもありません。一人一人の行動が大事ってことですね。正直、僕はいわゆるオタク層のアピール力、行動力について半信半疑なのですが、そんな疑いを覆してくれるような勢いの出ることを期待するばかりです。


・参考 AMI-nineteen


P.S 個人的には「誰が規制を目指しているのか」というのがちょっと気になりますね。警察からしてみれば余分な規制は仕事を増やすだけであんまり望んでいないんじゃないかという気がしますので。