Fate/stay night 第6話「魔術師二人（後編）」

次第にワクワク感よりも不安感の方が高まっているというのが正直なところなのですが、今回は前半はイマイチ、後半で盛り返しといった感じでしょうか。

ライダーとの対峙シーンは絵自体は綺麗なのですが、士郎のモノローグが多すぎ、間延びして見えました。毎回のように書いてしまってることですが、もうちょっとスピード感と緊張感が欲しいです。あそこは回想シーンをいれずとも、士郎が令呪をちらりと見るだけで「セイバーを呼ぼうかどうか迷う」という心理は表現できたのではないでしょうか。

今回一番の見どころはアーチャーと士郎との会話でしょう。突然現れて士郎を驚かすところも良いですが（笑）、その正義感の甘さをビシビシと指摘するアーチャー節絶好調を堪能しました。……ただ、突然相手が「ライダー」と限定されるのは、例によって説明不足だなあと。どうしてこんな唐突な単語の出し方をするのか、ちょっと疑問に感じてしまいますね。