イリヤの空、UFOの夏 5・6
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久しぶりのイリヤです。前巻の感想から間が開いているのは、重苦しい展開が分かっているので手を出しづらかったからなのですが、ここらで覚悟を決めて。
ああ、やっぱり重いなあ……(涙)
出来としては間違いなく素晴らしいと思います。美麗な作画、声優さんたちの熱演、キャラのしっかりした見せ方。原作ファンとしてもほとんど不満の無い、見事なアニメ化でした。一話の段階ではやや不安もあったのですが、通してみれば「アニマイスター」と名乗るに足るシリーズでしょう。それだけに、原作の痛さもビッシリと伝わってくるのですけどね。
「浅羽しか要らない」
榎本ほか、みんなイリヤのことを心から心配しているのは間違いないだけに、ちょっとかわいそうな言われよう。同情してしまいました。でも、追い詰められたイリヤにそこまで余裕を持てというのも酷な話ですかね。ラスト、彼女がどうなったかは原作同様明かされませんが、少なくとも世界は滅んではいない。いつか新聞部の皆と再会できると思いたいです。たとえ、寿命が残り少ないとしても……。