My Merry May with be日記

まずはひとえAエンド・Bエンドクリアー。別に狙ったつもりはなかったのですが、何となくひとえになりました。以下反転。



作品としては当然レゥシナリオが中心なのでしょうが、他のキャラのシナリオも大きくレゥに関係するのかと思いきや、このルートでは途中からほとんどレゥ登場しなくなっちゃいました。ちょっと意外。で、代わりに活躍したのが恭平アニキ。なかなかの男ぶりであり、ひとえがあこがれるのも無理ないようなキャラですね。レゥのこともモノ扱いしたのが最初だけで、あとは(どこまで本心か分かりませんが)恭介に合わせてくれるあたりにも良い兄貴ぶりが出ていました。逆に恭介の方が少し情けないというか、恭平に告白しようというひとえに対しての暴言はいただけません。
ラストはやや中途半端な終わり方ですが結構好みです。特に最初に到達したBエンドでは「少し成長したような、でも変わらないような日々が続く」という、「簡単には恋人同士にはならないよ」的作者の意思が伝わるような終わりかたでありました。Aエンドでも主人公が告白して待たされ、最後まで明確に好きあうことにはならないというのは割りと思い切ったつくりではないでしょうか。もっともその分エンドのカタルシスに欠けることも確かですが(まあ、まだ先を見てみないとこれで本当に終わりかどうか油断なりませんけどね)。
本筋にはあんまり関わり無さそうでしたが、レゥの描いた絵での恭介の眼と、恭平の眼が赤く見えたというあたりは複線なのでしょうね。

それにしても発売から10日以上たっているのにこのペースでは、MayとMaybeあわせてどのくらいかかることやら……。考えてみれば2本分プラスαのボリュームがあるわけですからねえ。嬉しい悲鳴です。