最近の面白かった本

天(そら)は赤い河のほとり (1) (少コミフラワーコミックス)

１〜２８巻まで読了。いやあ、面白かったです。もともと古代歴史ロマンというのがツボな上に、タイムスリップモノですからねえ。ハマりました。
現代日本の中学生、夕梨が突如引き込まれてしまったのは古代ヒッタイト帝国！　紀元前１４世紀という、ローマも三国志もまだまだ未来になるような大昔というのが舞台として魅力的すぎです。そこで王妃に命を狙われながらも皇子カイルにめぐり合う夕梨。日本に帰る日を夢見ながら、政争、恋愛、戦争の日々を通じて、彼女は成長していく……。
魅力的な人物達に、壮大で、二転三転しながらも破綻のないストーリー展開。他の作品を読んだことはないのですが、篠原千絵先生はすごいなあと思いました。なんと言っても、ユーリがカッコよいことこの上なし！　素晴らしいです。

ところで、このタイトル「天」は「そら」と読むんですね。そのまま「てん」かと思ってました。