西武ライオンズ 0−2 福岡ソフトバンクホークス

ん〜………………。どうしたものやら。客観的に見れば悪い試合ではなく、むしろ引き締まった投手戦と言うことになるのでありますが、今の西武のチーム状態では「良い試合」ではダメなのです。とにかく勝たないことには。あまつさえ先発が松坂なのですから、絶対に取らなくてはならない試合でした。


これで松坂は1勝3敗。防御率2.03でこの成績というのもすごいですが、要するに援護が少ないということです。ただ厳しく言うと、これは「打線が悪い」だけで済むことではなく、松坂の側にも原因があるような気がするんですよね。いささか投球のリズムが悪い。打線の援護に恵まれる投手というとたとえば上原とか岩隈、西武では西口が思い浮かぶのですが(データ知らないので間違ってたらすみません)、いずれもテンポの良い投球が売り。ポンポンと投げ込んで相手を抑えることで打者の方も気持ちよく打てる好循環があるように思われます。松坂も決してそのあたりに無頓着というわけではないと思うのですが、皮肉なことに投げる球がすごすぎてどうしても周囲の空気が息詰まってしまうように見えるんですよね。一球ごとに「ズドーン、ズドーン」という感じで。さすがに「弱いボールを投げろ」と言うわけにもいきませんので根本的な解決は難しいかもしれませんが、できるだけひょいひょいと打者を打ち取る技術も身につけてもらいたいなと思います。


ともあれこれで、西武としては何とか明日明後日と勝つしかないです。3度目の登板となる河原は真価が問われますね。