受信料不払いは正義か?

不祥事で会長の交代となったNHK。そんな中で「受信料の支払い拒否が急増」というフレーズも良く聞くところになってるわけですが、果たしてこういうのはありなのでしょうか? 前にもちょっと書いたことですが、どうも昨今の、不払いを容認してしまっているような雰囲気には違和感を感じます。TVの街頭インタビューなんかで「払うつもりはありません」などと答える人を見ていると、どうしても釈然としないんですよね。なるほどNHKは批判されてしかるべきですが、受信料は一応現状のルール。一部の人たちだけが勝手に抜けるというのは不公正にしか感じられません。それでは払っている大多数の人の立場はどうなるのかと。
とはいえ悩ましいのは、今回のNHKの態度には間違いなく受信料収入の減少が影響していることです。積極的にルール違反をする人たちがいてこそ圧力になったという事実。考えてみれば世の中の改革とか革命とかは大抵当時のルールに対する異議申し立てだったり、違法行為そのものだったりしてきたわけですからねえ……。
結局、実直に(悪く言えば無批判に)ルールに従っている人は損をするってことなのでしょうか……。


なお、参照で彰の介の証言さんの記事にリンクさせていただきます。