アニメージュ2月号とAIR特典映像

なんだかんだ言って買ってしまいました。もちろん、お目当ては付録CD−ROMのAIR映像。帰宅して早速起動します。第一印象、


「オープニングが無い」


……結構がっかり。まあ「Aパート映像」と書かれているので嘘ではないんですが、オープニングは結局DVDまで待つしかないのですか。残念……。気を取り直していきますと、内容についてはさすが。評判の映像は収録レートを落としてあるにもかかわらず、世界の美しさと動きの細やかさが伝わってきました。エピソード、音楽とも原作のものを十分に生かした展開に好感度も高いです。
ただ、どうしても感じてしまったのが展開が速いということ。往人が観鈴の家に行くまでの流れにしろ、そこから夜までの経過にしろ、さらには人形劇に対する晴子の「これオチ無いんか」の突っ込みの場面にしろ、いささか性急な感は否めません。聞くところによると1話Bパート、そして2話もこのハイペースは続くとのこと。そうなると個別場面の原作再現度という点では高得点でも、単体のアニメ作品のつくりとしてはどうなのかという疑問がわいてきたりしちゃいました。まあ原作も名作ですから、それでも十二分に良作以上はいくと思うんですけどね(大体、10分見ただけで心配していてもしょうがないですし)。結局こちらとしてはいつもの事ながら、見れる日をひたすら待つしかないようです。