阪神大震災より10年

もう10年か……年をとるわけです。思えば1995年はオウム事件もあって世相が本当に揺れた年でした。年末になると毎年「今年は激動の年で」などと言っている気がしますが、個人的には結局あの年ほど動いた年はなかったような気がします。そういえばWindows95 の発売年でもあったんだなあ……。インターネットも携帯も普及していなかった時代。十年一昔と言いますが、今の10歳以下はもちろん、中学生くらいの世代までにとってはもう歴史の一幕という感覚なのでしょうか。
まだまだ完全な復興とはいっていないのでしょうけれど、この10年、街の再建に尽力された住民の方々に敬意を表します。おりしも新潟中越での震災と重なる時期、あらためて地震国日本の宿命と、それと戦い、あるいは付き合ってきた人々の歩みに思いをはせますね。


ところで、首都圏の地震はどうなんでしょう? 小学生のころの避難訓練で「もうすぐ大地震の来るころ」とおどされましたが、一向に来ないのがかえって恐いです。かといって来られても嫌ですが……。