真珠湾攻撃63年

以前はもう少し新聞の特集記事などもあったように思うのですが、最近はちょっと影が薄くなっているような? 63年という中途半端な数字のためでしょうか。戦争の惨禍を胸に刻む原爆の日終戦記念日と違って、位置づけのしにくい日というのもあるかもしれません。ただそれでも、大国アメリカとの戦端を開いた日本史上の一大事。ちょうどかわぐちかいじさんの「ジパング」を読んでることもあって感慨があります。以前Koeiの「提督の決断」にはまったこともありましたし。
せっかくですので、あらためて知識確認すべくWikipediaの真珠湾攻撃の項を開いてみたりします(Wikipediaって便利だなあ…… )。なるほど、アメリカ側の戦艦で最終的に使えなくなったのは2隻だけなんですね。目標の空母を攻撃できなかったというのはよく指摘されるところですが、戦艦にも打撃を与えきっていなかったとはちょっと意外でした。日本側の詰めが甘いのか、さすがアメリカの復旧力なのか。もっとも、肝心なのはこの攻撃の結果云々ではなく、宣戦布告のミスもあってアメリカ側を怒らせてしまったことなのかもしれません。どっちにしろやりきれない結果ということでしょうか。日本だけでなく、多くの国と人々にとって……。
このWikipedia記事では、備考欄もいわゆる「ルーズベルトは知っていた」説を冷静に論じていて興味深かったです。