年俸高騰問題

週刊エコノミスト誌にプロ野球経営特集が載っていましたが、同誌によるとこの20年間でサラリーマンの給与伸び率は1.3倍。対してプロ野球選手はなんと4倍だとか。「高騰しすぎ」とはよく言われるところですが、こうしてデータで示されると厳然としてたちあらわれてきますね。パーセントにすると30%対300%ですから、つまり10倍ですよ。すごいもんです。
球団が黒字ならば、いかにプロ野球選手の年俸が伸びようともファンがどうこう言う筋合いではないのでしょうが、実態はチーム運営もままならない有様。どう考えても改革が必要なはずなのですが……。今年、これだけ騒がれたにもかかわらずなお聞こえてくるのは5億だ6億だの補強話ばかり。なんとも首を傾げるばかりです。